相続・遺言で仕事はあるのか?
相続・遺言をやってみたいと思った理由としては、自分が経験した時に普通の仕事をしていて中々銀行や役所に行ったり来たりするのは中々難儀だなと感じたことと、何をどう進めていいかも手探りの状態であった事がきっかけです。
ある程度は、自分でやってみたい気持ちもあったのと被相続人の顔を思え浮かべながら処理することはつらくもありながらちょっとよりそっている?寄り添ってくれているような感じもあり、問題なく対応できましたが、つまづいたりしたときに相談も出来ずまさに手探りで進めていかざるをえませんでした。
幸いなことに、大きな問題はなく、またネット社会でもあるので、調べればほとんどの事も調べられたので、自分でできない事はありませんでした。ただ、時間が無く忙しい人にはその代理となる人がいたら良いように思い、行政書士という職種であれば多少お役にたてる事を知りました。
調べると最新の情報も分かるので、例えば、法定相続一覧というものを作成すれば、すべての被相続人の戸籍をコピーしなくても(もしくは銀行にコピーしてもらわなくても)その1枚があれば分かりやすく双方にとって便利な制度でした。
(参照: 法務局HP 「法定相続情報証明制度」について )
しかし、相続に慣れていない弁護士さんは、この制度すらご存じありませんでした。
相続放棄と相続譲渡についても調べたりしましたが、相続譲渡の詳細については、税理士の方はご存じありませんでした。おそらく自分のやりたいことは相続譲渡でも問題なさそうでしたが、相談した税理士の方が知らないので安パイとして相続放棄を選択したりしました。
こういった感じっこの経験も伝えられるかもしれないなあ。もちろん他士業の領分はおかしてはいけないという事もしっかり勉強していきます。
また、相続・遺言は行政書士の独占業務ではないため、難しいのかもなあとも思いましたが、一般の人から行政書士という職種が何をやっているのか理解してもらえたとしたら十分やっていける可能性はあるように思いました。
それは、別でも書きましたが、
相続における相続税関連は、全体の8.5%
紛争関係は、全体の1%
(参考: 相続関係の状況 )
という状況からも他士業の独占業務でもない部分がかなりを占めるようなので、行政書士の優位性を作り出しアピールできれば、十分対応できそうな気がしました。何とか頑張っていきたい!