リモートワークビザ

行政書士試験では、一般知識に常にさいなまされました。
それはそうですよね。だって、合格点の180点に達していても一般知識だけで24点(つまりは、8問以上)とらなければ不合格なんですから。
そして、政経社、個人情報保護・行政機関個人情報保護法、文章理解と大枠があってもどんな問題が来るのかわからないし広すぎて対応が困難。
もちろん、個人情報保護法等は法律なので多少の対策は可能で、文章理解は、やり方があるようなのでその方法を駆使すれば感覚だけではない解き方ができるということがあり、これらの対策は必須なように思いました。
でも、それでも難しい問題はあるでしょうし、それらが満点だったとしても24点にはいかないので政経社もとりたいところです。でも対策は難しい。なんとなく時事的なものは出る可能性はあるようなので、予備校の先生方はそれで予測してくださったりして、多少心が落ち着くこともありましたが、それが当たったとしても聞かれる方向性は同じではない可能性が大きい。
だとすると、やはり日頃からできるだけ社会のニュースに関心をもっていることが大事だと思いました。
そして、ただ関心をもって眺めるというよりは、なぜだろう?と考えて多少の理解をしていくことが必要です。
幸い、2021年の試験では、自分はマークミスがなければ24点には達しているようですが、模試では浮き沈みがかなりあったように思います。
という前段だけで結構な長さになってしまいましたが、2021年12月6日の新聞に少し興味深い話がありました。
それが、題名の ”リモートワークビザ” というものです。

”リモートワークビザ:外国企業に遠隔勤務する人(リモートワーカー)に居住を認める制度のこと。
(出典: 2021年12月6日日本経済新聞 )

UAE(アラブ首長国連邦)が導入しているようで、通常イメージするところではUAEの企業に就職したりすると在留許可がもらえるような感じかと思いますが、そうではなくてUAEには住んでいるけど、外国の企業に遠隔で勤務する人にも許可を出そうというようなものらしいです。
UAEでは、約40万円程度の収入がある人にそのビザが発給されるようです。
(参考HP: NHK 国境を越えて リモートワーク )
個人的には、結構興味深い制度だなと思いました。おそらく日本に導入されるのはかなり遅くなるだろうとは思いますが、今後このような働き方が世界の潮流になる可能性はあるような気がしました。
できれば、リモートワークの収束ではなく拡大・改善をしていきつつ、安全な日本という資源を活用しておもいきってこのような施策をしていく必要もあるような気がしました。
少子高齢化は待ったなしの状況に対応する一つのやり方なのかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です